第08回視察

カンキュー学校

第8回視察

 8月1日から8月5日の5日間の日程で第8回「カンボジア・カンキュー学校視察団」を派遣した。参加者は10社16名及び事務局等合計19名。タケオ県イヤーポアウ村の「カンキュー学校」を訪れ、文具の寄贈、校舎のペンキ塗り、そして縄跳びやサッカー、折り紙で子供達と楽しく交流した。

カンキュー学校は2006年に創立40周年を記念して寄贈した小学校で、継続して支援活動を行っている。


  • CCHの子供たちの踊り

  • CCHの子供たちと遊ぶ

  • CCHの子供達と記念撮影

  • また、あいましょう!

  • ノートとボールペンのプレゼント

  • 楽しそうですね

  • 校舎のペンキ塗り

  • 校舎のペンキ塗り続行

  • ペンキ塗り完了!

  • ブランコで遊ぶ子供達

  • カンキュー学校の子供達と

  • 第8回参加者と子供達

視察団員のコメント

例年、団員は日を追うごとに互いの距離が縮まっていき、仲間となっていく。 今年も同様、互いに学び、作業していく中で親しみを感じ、良いチームになっていった。また、特に今年の参加メンバーは活動的で『若い』のが特徴だと感じている。カンキュー学校訪問当日の夕食時に、みんながそれぞれ、いろいろな思いを語ってくれた。大変嬉しかった。その思いを日本に戻って伝えてくれるものと思う。
日本の子供とそんなに違うのかなと半信半疑で臨んだが、私たちが手渡すノートとボールペンを、ニコニコ期待しながら待っていてくれた。ふと下を見ると、裸足の子や服がどろどろの子も。8歳の娘、4歳の息子を持つ父親として、「うるっ」ときた。
学校に着いた時から、嬉しそうに生き生きと走り回る子供達の姿に驚いた。
一緒に「だるまさんが転んだ」で遊ぶと、本当にうれしそうに逃げて行った。
折り紙を折ってほしいと囲まれて、作るスピードが追いつかなかった。私には子供が2人いる。何不自由ない環境に育っていることがいかに幸せなことか。
なかなか伝わらないだろうが、自分なりに教えていきたい。
予想を超える暑さでペンキ塗りの後半はバテていたのだが、子供たちが一生懸命古いペンキをはがしている姿を見て、頑張ってやろう、と力をもらった。
そんな子供達と思いっきり遊ぶことができて大満足の一日だった。どんなこと、どんなものでも遊びにつなげている姿が印象的。ゲームをして外遊びが少なかった自分自身の子供時代を思った。一生に一度できるかどうかの体験。
皆様に感謝したい。
初の参加。一番の鮮明な思い出は、校舎の表のペンキを塗り終え、裏に回った時に子供達全員が揃って、はがしてくれていたこと。見た瞬間、やるしかないと思って汗が出た。また、一番考えさせられたことは子供達の笑顔を見るに、豊さとは何かということ。もちろん、日本の学校へ行けば日本の子供達も笑顔で遊んでいる。比較するべきものではないが、深く思いを巡らせた。
「さあ子供達と遊んで」と言われても、疲れ切って動けないと思った。しかし、曇りのないきれいな瞳、楽しい歓声に包まれ、いつの間にか身体の疲れも抜けてきた。ふと、自分の子供とこんなふうに一緒に遊んであげていたか、と反省した。勝手な思いだが、カンキュー学校から、この国をより良くしていくヒーローのような卒業生がでてほしい。
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